☆賃貸管理コラム　その①☆

賃貸物件のエアコン専用コンセント設置と分電盤の交換に関して

 

築年数の経過した物件を賃貸する場合に、近年問題になるのが
エアコン専用のコンセントの工事に関するものです。

 

延長コードなどによりエアコンの専用コンセントを使用しないまま、
通常のコンセントでエアコンを使用すると、電圧に耐えられなくなります。

 

するとコンセント部分に熱が集まり、発火して火災の原因となるという事例が
各地で多く確認されるようになりました。

 

そのような事例が多数報告され、現在家電量販店等の電気店でエアコンを購入する際に
エアコン専用のコンセントがない場合にエアコンの設置はできませんと
言われるようになりました。

 

また、分電盤に空いている回路がない場合は、あわせて分電盤の工事も必要となります。

 

賃貸物件に関して工事が必要な場合、費用負担に関して、

一般的には、メインの居室のコンセントと分電盤工事に関しては
貸主負担を基本として行われることが多いです。

 

居室が多い物件に関しては、借主との協議によって
設置個所等の工事の内容や費用負担を決めていくことになります。

 

火災の予防と世の中の流れに物件もあわせていく必要があるという
賃貸管理のコラムでした。

 

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